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夢助、天国へ

今日2回目の更新なのは、猛烈に書きたくなったからで、 その理由は、忌野清志郎の訃報にほかなりません。 私が坂本龍一に狂っていたころ、友達は清志郎が大好きで、 「いけないルージュマジック」のとき、ふたりでもりあがったなあ。 私は教授の、彼女は清志郎の編集テープを交換し合ったり。 この歌詞がええねん、とばかり、すごく丁寧に「雨上がりの夜空に」の手書きの歌詞カードをくれたっけね。 スローバラードって曲が好きだったけど、「カーラジオから~~」ってところを数年間、カラジオという見知らぬ国からという意味やと思ってたっけな。カラジオってどこやろ、きっとすてきなところ、って、夢膨らんでたあほな中学生やったわ… 最後に生キヨシローみたのは矢野顕子のライブに飛び入りできたときだった。ブーツってカタカナで書かれた白いブーツをはいてた。すごく軽快な、身軽な。ロックおやじ。あんなに高い声なのに声量がとてもすごくてのびやかだったのが印象的でした。 ここ1年は結構むかしのRCや、清志郎のソロアルバムも買って楽しませてもらってた。最後のソロ「夢助」は連れが買ってきた久々のソロの 作品だったけど、結構気に入って良く聴いてた。「カバーズ」とかタイマーズみたいなごりごりのメッセージのあるロックもおもしろくてすきだったけど、「夢 助」は力が抜けてて、そんな戦いからも自由な感じだった。レコーディングのドキュメントも見たけど、ブルースの本拠地へ赴いて尊敬するミュージシャンたち とご機嫌な音を作り上げてるという感じで、キヨシロー幸せそうだったな。 ご冥福をお祈りしないといけないんだけど、亡くなったことを認めたくない気持ちのほうが大きい。どんどん眠れなくなる夜です。

と、いうわけで

5ヶ月ぶりの更新なのにひどいタイトルをつけてしまいました。 3人ほどいると思われる読者のみなさん、おひさしぶりです。また ぼちぼち始めようと思います。 ============= ざ~~っとこの怒涛の5ヶ月をふりかえると、 12月初めにおかげさまでの無事出産。予想以上に安産でした。 先生が取り上げ頭上に掲げたわが子は、両手両足を天に向けて広げていて、なんか「生贄」みたいだった。後光がさして見えた。 その時の万能感。やがてやってくる無能感。 いわゆるひとつの、産後ハイ&ローです。 病室から見えた富士山のシルエット。同じ部屋で過ごしたエジプト人のお母さんとその赤ちゃんの、完成度の高いお顔。 短い入院生活でもいろいろドラマがあって、今だに時々思い出します。 ========== 退院してすぐの2か月はどっろどろに疲れつつ、ただただ本能のままに赤子のお世話に明け暮れる。 しかしながら、毎日少しずつ変化し成長する赤子の様子に驚嘆する毎日。 かわいすぎてときどき発狂しそうになります。 コロッケみたいな足の裏を口でブーッ!!!!とふくと、目をしばしばしば…としばたたくのがおかしいので毎日やってる。 子供を産んで変わったことはいくつかあるけど、今までにない感じで「生と死」というものを実感している。 寝顔を見ていると発作的に、もうれつに「ああ!死にたくない!」と思ったりする。 ========== 5カ月近くなってようやく、私自身もちょっと落ち着いてきたかもしれない。なぜなら読書ができるようになったから。最近までは読みたいと思って本を買っても、まるで渋滞中の車のようにページがすすまなかった。何行か読んだだけで疲れ切ってしまうのです。 ======== 話超飛ぶけど、 今年に入って今までになく、かんきつ類がいろいろあふれていると思いません? 2年ぐらい前から、デコポンがすごく甘くてやわらかくて食べやすい、ということに気がつき、はまってたが、今年に入ってスーパーに行くと並ぶ並ぶ、いろんな種類のみかん。まえからあったっけ? はるか、ニューサマーオレンジ(日向夏)、清見タンゴール、etc... 日向夏はゆずみたいなもんかと思ったらしっかり大きくておいしく食べられるのね。 香りは確かに柚子みたいなちょっと複雑ないいにおいで、見た目グレープフルーツみたいなのにしっとりと柔らかく甘い。意外な味の展