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久しぶり。映画めも

今年もよろしくお願いします。 やる気はあるんです。 =============== 今年は年末年始、ひさびさに寝込んだ、風邪で。あんまり薬飲めないのでなかなかよくならなくてしんどかった。 なんとか這々の体でおせちは作ったけど掃除もできなかったしいろいろ忘れた(鏡餅やらくりきんとん)う〜ん。一年の計元旦にあるらしいし参った。 =============== 一歳の娘、気になるものを指差しまくっている。その度にそれはりんごだよ、ねこだよ、と教えることにしている。この間は新聞を「ん!ん!」と執拗に指差すので見たら大木凡人だった。眼鏡とおかっぱやけど、ママとちゃうよ。 =============== 風邪が治って、無性に映画が観たくなり、いろいろ。 「レスラー」: プロレス駄目な私でもすごく感動。プロレスファン以上に、80年代のミッキー・ロークのかっこよさ、その後の彼の落ち込みを知っている世代にはたまらなくリアルな映画で、感動してしまうこと間違いなし。 最後のシーン、エンディングが圧巻で、私は野暮ながらDVDを戻して続けて2回観てしまった。演出、カメラワークも素晴らしいと思う。冒頭から印象的なミッキーの後ろ頭と背中。マリサ・トメイ演ずるストリッパーの背中。この二つのイメージの交錯が、ある意味わかりやすぎるけれど、この映画を象徴していてすばらしいです。 「グラン・トリノ」: 今まで見たクリント・イーストウッドの映画の中では一番よかった。 野犬のようにうなるクリントの顔のしわが美しいとさえ思った。 磨き終えたビンテージ・カーをポーチでいっぱいやりながら眺めているクリントと犬の後頭部、そしてピカピカのグラン・トリノのフロント。このシーンが絵のようで好き。 「ベンジャミンバトン」は、大好きな女優ケイト・ブランシェットも、今回はミスキャストに思えてずっと居心地が悪い感じで観ていた。どうしてもバレリーナにみえないから。途中でてくるモダンバレエの振り付けもなんか微妙に変。話は山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」の逆バージョンみたいなものだ。でも「飛ぶ夢を…」と違って、なんというかブラッド・ピットの特殊な年の取り方、変化の仕方がどうにもご都合主義に思えてとにかく腑に落ちなかった。 「26世紀青年」:コメディ。日本ではDVDのみ。これがなかなか面白かったよ。やっぱし私好きだわマイク・ジャッジ(