ブルー通り越して頭白なったわ
完膚なきまでに叩きのめされました。 あーあ。 最後は見てられへんかったな。 ピッチでなかなか起き上がれない中田選手を見てひたすら浮かんだのは、孤独、の2文字でした。 なんか、悔しさの幅までもが選手の間で合っていない、波長が同期していないというか、平たく言ってばらばらやなあ、と感じました。 一人一人はがんばっていたけど、やはり1+1=2ちょうどでは試合に勝てない。 1(個人の力)+1が3にも4にもならんとあかんし、そうするのがリーダーや監督の仕事やと思ったな。 ジーコはなんもしない、っていわれてて、采配もはてながつく部分は大いにあったけど、みんなで試合を作り上げていくような盛り上がりが選手たちの中にあったのかな、と思う。 ロナウジーニョのドキュメンタリーを以前見た。犬とドリブルしあう子供時代や、編み出した数々の華麗なプレーにも目を見張ったけど、とにかくサッカーを愛する気持ちが世界一の人やな、と感動して観た。 彼はよく楽しくなければサッカーじゃない、という。日本の選手もよく楽しみたい、という。 同じ言葉でもロナウジーニョは本当にサッカーの厳しさもつらさも面白さも全部ひっくるめて楽しんでいて 「楽」しているわけではないと思う。日本の選手の「楽」とはレベルが違うような気がする。その差はサッカーをどれだけ本気で好きかという差のように思う。ギャラがただでもパープルサンガへ行くような選手、東南アジアの危険な地域にサッカーをしに行くような選手…それほどサッカーが好きで好きで…という選手の姿が今の代表の中果たしているのかな、と思ってしまった。 普段はJリーグをろくに見ていないので言う資格ないんですが…。 現実的になって、実質出場2回目といえる本大会でやっと得た2敗1分という成績をどう受け止めるのか、逆に面白くなってきたとも言えるし、代表にはこれからも注目してしまうと思います。とくに中田選手は一部では引退もささやかれていますが、これで気持ちが切れるのか、それとも何が足りなかったのかを自ら学び、進化していくのか、も気になります。どんなに弱くても、ヘタレでもまた代表を応援したいと思う私です。 あとやはり最後にどうしてもいいたいこと… サムライブルーって言うキャッチフレーズ、ほんま、だれや、このコピー考えたん! 言語感覚おかしすぎ!