芸人さんの旅立ちとか、昔のドラマとか

ここ3日ぐらいすごく寒い。
気がついたら11月も半分。があああああああ!!!

元フォークダンスde成子坂、村田渚氏が35歳にしてクモ膜下出血での急死、すごくショック。
村田さんのツッコミはただボケを全否定する一昔前のそれではなくて、ボケの面白さを増幅させる、頭の良さを感じさせるクリエイティブ系だったと思います。
お笑いは賢い人でないとできないのではないかな、と思わされる。
そしてつくづく、面白ければ売れるというわけでもないのだなあ、と。
youtubeで在りし日のコントをみて大笑い。そして笑えば笑うほど泣けてくる。合掌。
(それにしても、あるプロモーターのサイトで元ツインカムの島根ただよしさんと村田さんがライブをやる予定だったと知ったが、これはもう、悔しすぎる。ツインカムも同じ時期にすごく好きだったので。)

そんなこんなでがっくりきて、なんかさえない気分でいたら久しぶりに風邪をひいてしまったようで微熱が止まず。でもアホほど寝たら復活の兆しが見えてきた。

そいで今はまっているドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」(主演・西田敏行、脚本・市川森一、1982年TBS)。スカパーでやってます。すんばらしー!!ですね。
以前から名作だ!といううわさを聞いていたのでやっと全話見られそうでうれしい。
サラ金まみれの人たちがひょんなことから芝居の一座となり…金の切れ目は縁の切れ目、でもその縁がね、というお話。

海外ドラマも大好きで、24とかXファイルとかもすごいけどそういうハリウッドとはまったく逆の良さ。または今のドラマ…マンガが原作のドラマはもちろん、クドカンとか「のだめ」とか、ある意味マンガ的手法で成功しているドラマ…にはない良さ。大げさでない音楽としみじみとした会話と表情の妙、自意識過剰でない演出、泣かせようとか笑わせようとかいう意図をつつましく、時に粋に隠している、そういう本来のドラマみたいなものを堪能しています。キャラ立ちって言葉があるけど、今のドラマはキャラ立ちのためのキャラクター作りという感じがして時々鼻白んでしまう。案外強烈過ぎるせいで何も残らなかったり。たぶん実際にはいないだろーって人だからだろうな。竹中直人のドイツ人とかすごい面白いけど。
「淋しいのは…」に出てくる人たちは平凡な人たちばかりで、だからこそまさしく現実にいそうな人々。地味だけどちょっとづつその人その人の性格や雰囲気が伝わってきて、回を重ねるごとに存在感が増し、最終回にはたぶんすごく名残惜しくなるのだと思う。

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