復活

3月から更新していないってあんまりです。
しかし、この数カ月激動でした。

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3月、矢野顕子ピアノライブが「ジャパニーズガール」まるまる弾き語り、と知り、 2週間前にあわててチケットを取る。
初めての墨田トリフォニーホール、音が最高。

そのとき彼女が言った印象深かったことば

・(ご子息の婚約に関して) 孫、厳禁。

・(ニューアルバムについて) 初めてほんとうに自分のためにアルバムを作れました。

そうして、高らかに「ホーハイ!ホー!」とこぶし全開で歌う彼女に、
好きになった当初の鮮烈な印象が蘇って、ついでにニキビ面の中学生だったころの自分も思い出す。
母性の人、ジブリっぽさ、みたいな親しみやすさとは一線を画す、
安易な同情を許さない、強烈な世界を作りだす矢野顕子、に再会した感じ。
つばがごくり、となるほどすごかった。

そんな3月。

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どうにも微熱が続き眠くて眠くてねてばっかり。
おかしいなあ、と思ったらなんと妊娠していた。4月。

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というわけで、今年12月初めごろに家族が増える予定です。

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5月、例によって黄金週間なもなんもなく、ひたすら仕事。
あととにかく寝てばっかり。

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奥田英朗の小説を読みまくる。
ついにあと3冊ほどを残してほとんど読んでしまった。
以前知りあいの人が勧めてくれたのがきっかけだったけど、本当に面白い。
この単純明快さ、無駄のなさ、へんな「自己表現」のなさ。貴重だ。
他の読みかけの小説に途中戻ろうとした時は苦労した。

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6月ごろ、運動しなければいけなくなりしぶしぶ。マタニティヨガでもやるか、と本を買ってみるが、
これが難しい。
DVDの中で、「吸い込んだ空気が産道から大地に解き放たれて…」「ゆっくりと重心を地球の中心に…」というようなことを、やたらイメージしろ、と先生が言うのだが、
これって大地に解き放たれているのだろうか、とか、地球の中心てどこ、とか自信がなく、すぐ気が散る。
ヨガのイメージというものがよくわからない。

右脳が萎縮しているのだろうか。

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とかいってぼさーっとしてたら阪神がマジック点灯したりなんかして。おーほほほ

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マンションのオーナーが変わり、取り壊しを考えているので年内に退去されたし、と 告げられ、途方に暮れる。大きなお腹でひっこしなんで考えられずしばし呆然。
そんな7月。

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カメラ片手の散歩もぼちぼち再開。
ロモとリバーサルフィルムの組み合わせがなかなかいいことに気づく。

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ブルーノート矢野顕子。思いきって行く。
奥田民生「股旅(ジョンと)」のカバーが最高によかった。
その時、お腹の子が蹴りだしたのがわらけた。

ここで食べたサラダがおいしかったので家でも再現する。
スモモとモッツァレラを一口大ぐらいに切って、オリーブオイルをかけ、粒のままのピンクペッパーを散らす。それだけ。

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北京オリンピック。これを書いている今日で閉会。
中国で時差がないし、お盆休みも手伝ってほとんど毎日テレビをつけていた。

生で目撃した北島選手の100平泳ぎ「世界新」金に総毛立つ。自分の感動の鳥肌を本当に見た。

アテネからファンになった塚田真希の銀には涙が出た。本当によくがんばったなあという感動の涙。

マラソン、野口さんが辞退のニュースでは2日ほど落ち込む。

ずっと金がとれなかったソフトも大感動の結果。宇津木元監督の涙の実況にもらい泣き。
ほんと大変だったもんなあ。アテネかその前の銀では、予選までアメリカに全勝ながら、 最後の決勝で敗れて銀だった、そのときの理不尽さに憤った記憶があったから、
今回逆を行ったわけだけど、感動ひとしお。上野投手は男前すぎる。

SFみたいな、未来っぽいフェンシングの試合に驚く。

サッカー女子は普通におもしろかった。よくやったよなあ。

サッカー男子は普通に情けなかった。

星野ジャパン。ひたすら残念。
結構ショックで、「何でだめだったのだろう」「こうするべきだったんじゃ」「もういい、済んだことだ」「…それにしても何でだめだったのだろう」という夫との会話がずっとループしている。

そんな8月ももう終わってしまう。

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