風神雷神図屏風展

タイガース、なんとかなってる…

やばい。
えびゾル。

welcome back, IMAOKA!

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今週のとあるひ、打ち合わせが午前と午後と2つあって、
昼間4時間ほどぽっかりあいたので
とりあえず時間つぶそうと、有楽町まで赴く。

駅について、「国宝 風神雷神図屏風」展が出光美術館であったことを思い出し
急遽向かう。
ビルへの道すがら老若男女(おもに老…)がこっちかしらあっちかしらと同じ場所を目指して歩いているのに気がつく。
やっぱり入り口に着くと結構な人だかり。
(実はお昼前だったのでまだましだったよう。)

本物を見るのははじめて。心のなかでは、か?ぜひいてまんね?ん(by カイゲン)とか
ふざけてたけど
屏風の前に立つと、ぴた、とそんなおちゃらけもふっとんだ。

すごい。なにも知らずに行ったのだが、一番古い宗達のもの、それから約八十年後の光琳による模写のもの、さらに百年後の抱一の、なんと三作が一緒に展示されていたのだった。

展示パネルもそこそこに、3作の間をいったりきたり、かわりばんこに鑑賞した。宗達の作はやはり素晴らしい。仏像の明王を思わせる雷神の顔。

他の展示物のなかでは、光琳の手による「茶碗絵手本」。
これが私には、まさにデザイナーの仕事だ、と感じられて印象深かった。
横長の紙の左端に梅の枝の部分が描かれている。すこじずつ枝振りを変えながら6種類ほど横に並んでいる。
右3つほどの梅の絵には、すっと一筆で描かれた茶碗のフォルムの中に梅がはまっている。
特に真ん中の梅の枝は茶碗の外にはみ出している。
図録には「勢い余ってはみ出した」とあるが、 私には先に梅の絵を描いて、後から「こお?んな感じで茶碗の正面にみえるといいんだよな?」って言いながらラフに茶碗の線を書き加えた用に思えてならない。実弟のために書いた手本といわれているものなので、ひょっとしたら弟の目の前で、「この梅がこういう風に茶碗に表されるわけ。」って説明しながら書いたのかもしれない。さしずめ、プレゼンテーション?
すごく勝手な想像。。でもとても心に残った。

美術館を後にして、まだまだ時間があったので、通りがかった岩盤浴のサロンに飛び込みで入った。
汗をぐっしょりかいて、ざくろジュース、フェイスパックして2時間。平日昼間、貸しきり状態。
つるっつるのぴっかぴかのすっぴんで夕方の打ち合わせに向かいましたとさ。おしまい。

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