「普段どおり」は難しい

日本シリーズ、なんやかんやゆーて見てました。
昨日の落合監督マウンド行きまくりも異様でしたが
今日も今日とてしびれる展開でしたね。
日本ハムの同点打スクイズには度肝を抜かれました。

ヒルマン監督はなんかまじめで素朴な(失礼)感じがして素敵です。
きっちりぴったり着こなしているユニフォームとか。なめらかな鼻の下とか…

シリーズ前、落合さんはいつもの飄々と人を食ったような顔で「日本シリーズだからって特別なことはしません。普段どおり、いつもどおり、ペナントと同じままやってきてますから」的なことをいってて、
これは手ごわいぞ、中日日本一チャウか…と思っていたのですが
フタをあけてみたらばぜんぜん普段とおりじゃなかったみたい。
あんなに抜け目がなくて強かったのに…。
そんなに日本シリーズって特別に感じるものなのだろうか。落合さんほどの図太さをもってしても。
平常心とか普段通りの、ってほんまにむずかしいのだと痛感する。自分たちの野球をする、とか伸び伸びやる、とか常套句となっているこの手の言葉はたくさんあれど、それってなかなかできることではないのかな。
それともそもそも特別な試合で、いつもどおり、なんて無理に決まっている、ってところから試合に望んだほうがいいのかも。

とはいえ、日ハムは見事にいつもどおりやった。外野での新庄選手たちのパフォーマンス(グローブを頭に乗っけて3人集まって井戸端会議)も、第一戦ナゴヤドームで見たときは「負けてるねんからそんな無理やり楽しそうにせんでも」って思ったけど、
あの行動こそ、シーズン中から一貫した姿勢を貫き通すことこそ、落合さんが一番したかった「普段着の野球」につながったんだろうなー。
ほんまに日ハムおめでとう。4連敗やけど中日もえらいがんばった。去年の阪神ーロッテより見ごたえのある面白いシリーズでした。去年は最後のほうは泣きながらテレビ消したもんな。

ところで、マセイヤス(マシーヤス?)っていう黒人の選手。記者会見でいろんな選手にマイクが回り、テレビカメラがその人を追うたびに常に後ろにいる、っていうジョークには大笑いした。誰がアップになっても常に後ろに水泳帽かぶってサングラスしているギャングスターみたいな柄の悪い黒人が無表情な同じ顔で映ってんねんもん。あほやなー。

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