パーマと街の明かりとタナ夫展とよ〜しゃべった日

今日は午前中に自分的には最高の集中力でもって
約3種類の仕事を一気にかたづけ、
すたこら美容院に行った。
美容師さんと松っちゃん@ダウンタウンの話でなぜかもりあがり。
帰りは表参道を原宿方面へ、ゆっくり歩いた。
ひさしぶりの表参道は同潤会アパートの工事用覆いがすっかり消え去り
べつになんともおもわん真新しい建物になっていた。
端っこの方に、昔の面影をのこした部分が残っているのが
かえって物悲しいような。変えるんやったら全部変えたらいいのに。
なんか欺瞞を感じる。
とかいいつつも反対側のシャネルやらプラダやらヴィトンやらの
お店のイルミネーションを楽しむ。クリスマス仕様にビル全体を
デザインしていてブランド同士が争っているようで面白い。

目的のラフォーレについた。タナカカツキ氏「タナカタナ夫展」を見る為だ。
前情報でカメラがあるとよい、と読んだのでロモを鞄に仕込んでおいた。
入り口でぽっかり天井からお出迎えの巨大ミイラ。このすばらしい抜けるような「天然」さと巨大さのギャップに心打たれる。
氏がお子様の頃のこれまた天真爛漫・アホパワー炸裂の作品群。
なぜだかおセンチになるような音楽とともにたくさんの飛行機雲。
とても美しくはかなげなのに、金魚のふん。
などなど、とにかく幸せな「アホ」にふわふわ、鋭い「アホ」にちくちくと包まれた小一時間だった。
(もちろんこの場合の「アホ」は私からお送りしたい最高の賛辞なのです。どうか誤解無き様。。)
「一生叙情でいろ!」と突っ込まれていた作品も素敵なのだが、
ブッチュ以降のたがが外れたような作品の変貌ぶりがとても面白い。
狂気とメルヒェンが背中合わせで口笛吹いてやってきたかのような、アンビバレンツな愉快風味を堪能しました。

会場には顔をいれて記念撮影できる絵看板がたくさんあり、わいわい先客の青年たちが写真を撮ろうとしていた。
私も、とロモをとりださんとしていると、「すいません、入ってください」とたのまれ、
そのまま撮影会に参加した。
私もお返しに3人の青年に絵の裏に立っていただき、
「もっと恍惚とした表情で!」と演出し、カメラに収めた。一枚だけ。
大笑いしてしまったのでちゃんと取れてないかもな。。。ロモだし。

出口でご本人の田中氏にお会いし、ご挨拶。
とてもおもしろかった、とにかくおどけてはりましたね、と
感想をお伝えしました。

そう、この展覧会は作品のキャプションがまた面白い、とおもったら
伊藤ガビン氏の手によるものでした。
ガビンさんとのコラボレーションの側面もあるかもなどと。

とにかく今日は人とよくしゃべって頭が名実共にくるくるになった
(パーマあてたさかい)一日でした。

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