プラスチックのクリスマス

夜コーヒーが切れていて我慢できず
近所のモスバーガーに駆け込む。
持ち帰りでコーヒー2杯とアイスケーキを注文すると
真っ赤な「7番」札を渡された。
そしてクリスマスツリーの横のいすに座ってまってたわけだ。(旧朝丸)

クリスマスツリーはプラッチック(←大阪弁←くどい)で、コットンの雪がにょろにょろ飾られている。
子供のころこの脱脂綿を本気で雲のようだと嬉々としてありがたく小さなツリーに飾ったことを思い出した。
プレゼントの包みを模したきらきらしたオーナメントを凝視する。想像を超えた素敵な何かが中に入っているような気がして、いちいちわくわくしていたことを思い出した。
バタークリームのにおい。蝋の溶けたにおい。ぺらっぺらのソノシートで何度も聞いたマッチ売りの少女のお話。
びんぼくさかったし、思い切り勘違いの、昭和日本のクリスマス。
最近はこぞって一般家庭が軒先を飾りつけ、そのイルミネーションの派手さを競うのがはやっているようですが、
どう見てもパチンコ屋みたいで好きになれへん。

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