本屋さんで本を買う、後日談。

…というわけで今天本書店(仮名)に行ってきました。

シャッター半分しまっていました。
いつも見える絵本の表紙群が無い、棚が空っぽ。
中をのぞくと天本さんが段ボールの散乱した店内奥のレジで一人、何やら片付けごとをしていました。
思わず声をかけてしまいました。

何でも、3月に入院する事態になってしまった。それで頼んだアルバイトにとんずらされた。3月一杯ならまだしも、途中で辞められてしまい店ができなくなった。
配達専門でやってきたので。もう出来ない。
と教えてくれました。

ああ、もっと足しげく通ってれば。近くはしょっちゅう通ってるのに。
バイトも出来たのに!
思わず叫んでしまいました。
今自分の偽善者ぶりに自己嫌悪です。なにが本屋で本を買う、じゃ。またお店なくなったわ。

しばらく天本さんに話を聞いたら、配達専門でやってきた、ということを強調していました。しかし最近では厳しい。取次店も、本の量が少ないと取り次いでくれなくなった、厳しくなったよ、本当に。大型書店があるからさ。小さい所には取り次いでくれないんだよ。
ああ〜。そうなのかあ。

もうお体はいいんですか?
ああもう元気だよ。
ここにはしばらく居られるんですか?
ずっと居るよお!ここ住んでんだから〜。
ふふ、すみません、そうですよね。それではまた、どうも突然失礼しました。

といってふらふら帰ってきました。
は〜〜〜〜〜本当に厳しいね。

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